国際協力論(担当:勝間靖/木棚照一/島田征夫/道垣内正人/林司宣/古谷修一/和田充広)

 

 国際協力は何故必要なのかという問いに対する答、具体的には国際協力を軸に関係する諸分野の基本的認識を学生諸君に深めてもらうことを講義の目的とする。

 授業の内容としては、政府開発援助(ODA)に対する日本の取り組みと事業内容、国際的な人道支援、国際機関の問題、テロや内戦における残虐行為に対する国際的取り組みなどの国際問題を中心とするが、人や企業の国際的な活動に伴う法律問題も含める。

 学生諸君には、国連その他の取り組みで国際協力にかかわる問題を考えてもらい、かつ現実の世界で国家間におけるプラスとマイナス関係、法務実務や個人の国際的な広がりといった多方面の知識の習得につとめてもらいたい。そして、今後の法学部における国際関係の授業の基礎を理解してもらいたいと念じている。

 講師は、外務省職員、国連職員、ロースクールを含む本学教員と多岐にわたる。

 学生ひとりひとりの国際協力への参加の仕方や自分たちと国際社会との関わりを考える機会を得ることを期待したい。

 

道垣内担当分:

12】 国際ビジネスの法律問題(1)-国際契約、不法行為(製造物責任)の準拠法(道垣内)                              

13】 国際ビジネスの法律問題(2)-国際民事訴訟手続、国際商事仲裁(道垣内)