国際私法応用演習

担当:道垣内正人

<概要>

 重要判例解説(ジュリスト)の国際私法の部分を、新しいものから順に遡ってすべてこなしていく。

 演習であるので、毎回、参加学生からの20分から30分程度の報告(レジュメを用意のこと)をもとに、議論を展開するという形で進める。各参加者には、初回を除く14回を参加学生の数で割った回数の報告が割り当てられることになる。初回にその割り当てを行う。なお、報告をしないで、聴くだけという受け身の学生の出席は認めない。

 担当者は重要判例解説の「解説の解説」にとどまるのではなく、そこから参考文献を辿り、他の多くの情報を盛り込んだ報告が期待される。

<演習の内容と進行>

第1回 進め方

第2回から第15回 平成18年度重要判例解説から2件。以下、最後まで毎回2-3件を扱う。

<他の授業との関連>

 「国際私法I」・「国際私法II」・「国際民事訴訟法」と最も関連する。

<教科書・参考書>

参考書:澤木敬郎・道垣内正人『国際私法入門(6)(有斐閣2006)

<成績評価方法>

 担当する報告、全体にわたる議論を総合評価する。

<受講要件>

 特になし。

<受講者への要望>

 演習は参加者が作っていくものであるので、各人の積極的な参加が不可欠である。